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今は暗渠となってしまった烏山川。この烏山川沿いに、下流から池尻、三宿、太子堂があります。その辺りの魅力資源をノンジャンルで発掘していきます。地元民には「オシャレな三宿」とかって、納得できませんしね。でしょ?
Posted by - 2025.05.10,Sat
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Posted by ムルギー - 2008.04.19,Sat
2bb0240fjpeg今回は三宿の住宅密集地帯を探検しました。三宿は1丁目と2丁目がありますが、世田谷区でも有数の木造住宅密集地帯となっているのは1丁目です。烏山川の南側地域です。
左の写真は葛西善蔵が最期を迎えた家があった場所のすぐ近くで、正面つきあたりの狭い通路を右に折れたところが、その場所になります。



1de87371jpegこの写真は、上の写真の正面つきあたりを右に曲がった場所です。通路幅は住宅のちょっと広い廊下ぐらいでしょうか。わたしの連れのクン太もその狭さに驚き、何やら考え込んでしまったようです。クン太の母国ドイツには、こんな細い道路はきっとないのでしょう。




4c11e68ejpegこんな感じの路地があちらこちらにあります。このあたりは世田谷区の防災街づくりの推進事業該当区域になっています。三宿2丁目も北側斜面はかなりの住宅密集地帯となっており、やはり同じ事業の対象となっています。





63428190jpeg人がすれちがうのも困難ですね。







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Posted by ムルギー - 2008.04.18,Fri
a182e84fjpeg武田泰淳の「いりみだれた散歩」で紹介されているように、下の谷通りにも昔はいろいろなお店がありました。この絵は三宿方面から下の谷通りに入り、左側3~4件目にあった本屋です。間口二間くらいで、「少年」や「ぼくら」や「漫画王」などのふろく本が、ひもで結ばれて軒先にぶらさがっていました。手前にある台にはピンクやブルーのやすっぽい印刷のぺらぺらのエロ本が置いてあり、前を通るとき、ちょっとドキドキしました。




7d33f471jpegこれは、三軒茶屋の銀座通りにあった豆腐屋です。場所は、三茶の交差点から下北沢方向へ向かってしばらくいった左側。ラーメン屋と角にあるエスニック小物屋のある場所です。ファサードは全面白いタイルで、左側が豆腐屋、右側が飲食スペースになっていました。メニューは焼きそばとアイスクリーム、夏場はかき氷。小倉アイスもありました。たしか焼きそば40円だったと思います。
子供心に、いい味出してる店だなーと思っていました。
そのほかこの通りには、淡水の魚介類専門店もありました。コイとかドジョウとかウナギとか雑魚(袋の中に雑魚がごちゃっと入ってる。小鮒とかタナゴとか)シジミとか。でもなぜかホヤとミルガイは売ってましたね。その後、しばらく大きな壺で焼く、焼き芋屋をやってましたが、今はどうなっていたかなー。今度見てきます。


Posted by ムルギー - 2008.04.18,Fri
99f8bc9cjpeg三軒茶屋の交差点から茶沢通りを下北沢方面へ。緑道の交差する場所からしばらくいって左側の商店街をまっすぐ行くと、やがて右側に太子堂八幡が表れます。ウエブで調べたところ、太子堂八幡神社の創建時期は不明で、平安時代後期に源氏が陸奥安部氏を討伐する際に立ち寄ったとされ、それ以前からこの地にあったようです。例年10月の第2日曜日付近に行われる大祭は、このあたりでは一番規模が大きく、茶沢通りから参道まで続く露店の数はかなりのものです。ちゃんと昔ながらの飴細工屋とか、七味トウガラシ屋も出店します。そういえば、カルメ焼きはどこへ行ったのでしょうか。好きだったのに…。
さて、その太子堂八幡神社の大祭ですが、昭和30年代には毎年「見世物小屋」が出ていました。テント地で小屋掛けし、その周囲はおどろおどろしい錦絵で飾られていました。これがすごくて、蛇女とか狼少女とか…。で、なんか説明書きもあって、昭和○年に蛇のたたりにあた女がどうのこうのとか書いてあるんですね。リアリティ出すために。入口では白髪、×××(視覚障害者)のじいさんが大きな声で口上を述べ、客引きをしていました。「親の因果が子に報い、生まれましたる蛇女…」とかね。中でやってるのは蛇女とかですね。半裸の女が蛇を加えて、頭をくいちぎって食べちゃうとか。蛇女ではなく蛇を食う女ですね。まだ、こんなん平気でやってたんですね。今ではアンダーグラウンドでしか見ることできませんが。まあ、この頃は福祉政策なんてほとんどなくて、貧しい障害者の人たちが生きていくための生業になっていたんだと思います。欧米のの昔のサーカスなんかもそうだもんね。×××とか×××とか。映画「フリークス」の世界です。

※追記
ウエブで調べたら、花園神社の酉の市とかで、まだ見世物小屋やってるんですね。出し物もやっぱり蛇食い女とかです。伝統芸なんですね。いやー、今度見に行ってみます。
Posted by ムルギー - 2008.04.17,Thu
e72da922jpeg金魚売りです。金魚屋さんと呼んでいました。夏の風物詩で、梅雨明けのころから町に表れます。「きんぎょーえー、きんぎょー」という声が聞こえてくると、急いで家から飛び出したもんです。特になにを買うというわけでもないんですけど。とにかく金魚屋さんが好きだったんですね。お店が町の中を移動しちゃうところが。三宿の町にも金魚屋さんはよく居ました。昭和40年をちょっと過ぎた頃には、メガネカイマンの赤ちゃんなんかも売ってましたね。とても欲しかったのですが、さすがに親に買ってくれとは言いませんでした。あの頃、メガネカイマンはやったみたいですね。最近あまり売ってませんが、金魚屋さんとかでもけっこう売ってましたから。そうそう、風鈴の音色も良かったですね。夏の強い日差しで真っ白になった町をゆっくりと移動する金魚屋さん…。復活しないかな。わたしやろうかな、金魚屋さん。
Posted by ムルギー - 2008.04.16,Wed
1e2376c0jpeg三軒茶屋の芝居小屋です。昭和40年代初め頃まではあったと思います。場所は、三軒茶屋の交差点から渋谷方面に国道246を200メートルほどいった左側です。246に面していました。絵の自転車が走っている歩道の手前は246です。いつも極彩色の幟が悲しそうにはためいていました。いわゆるどさまわりの芝居ですね。なんとか一座とか…。小屋がポツンとあり、周辺は空き地になていたような気がします。だからよけい悲しいんですね。今は駐車場になっている場所ではないかと思います。現在、駐車場の奥の建物は道場で、一階は空手、剣道、棒術など、二階は合気道「天道流」の道場になっています。窓に「TENDOUKAN」の文字が貼ってあります。
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ムルギー
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69
性別:
非公開
誕生日:
1955/11/12
職業:
下等遊民
趣味:
めまいのする散歩
自己紹介:
中国四川省の深山で生を受け、三歳にして四書五経、平凡パンチなどを読破。その後世界を放浪する資金に恵まれず、四川省とは似ても似つかぬ烏山川流域を放浪。水宿を終の棲家と決め、今日に至る。
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